Powerd by HUMANBRAIN Group

塾に行ってもなかなか成績が伸びない ~勉強の質を上げよう~

2024年4月22日中学生,学年別 勉強法,家庭学習,生活習慣,高校生

藤井琢巳ブレーン 練馬春日校

せっかく塾に入ったのに、、思った以上に成績が伸びません。。

その原因は"勉強の方法"が間違っているのかもしれません!

私たち学習塾『創研学院』『ブレーン』『KLCセミナー』では、現在 無料体験授業を受付中!
本サイトでご紹介しているような講義を実際に受けてみませんか?お子様の学習相談などもお気軽にお近くの校舎までお問い合わせください。

成績の上がり方の推移

まず、塾に入ったすぐはテストで成績が上がったのにもかかわらず、次のテストでは少し成績が下がったというご経験はございませんか?

この原因は塾に入った時には緊張もあるので、一時的に成績は上がります。その後、下がってしまうのは安心して勉強を励まなくなるからです。

しかし、成績とは上がったり下がったりして当然のもので、もちろん得意単元や苦手単元によって左右されることもありますが、成績は上昇と下降を繰り返して、徐々に上げていくものです。

特に、これはよく言われる話ですが、現在努力しているものを続ければ、3か月後には成果が出ます。もし、現在の努力が3か月後に報われない場合は、努力を途中で諦めたか、勉強方法が違ったということになります。

では、成果を出す勉強とは何か次の項で説明していきます。

塾と家での勉強の違い

塾講師をしているとよく生徒から言われる話として「家で勉強しているから大丈夫。」と言われて成績がなかなか上がらないことがあります。

これは、家で勉強することと塾で勉強することのメリット・デメリットがあるからです。下の表にまとめました。

メリットデメリット
家で勉強リラックスしながら勉強できる。誘惑が多い。
分からないところがそのままになりがちになる。
塾で勉強分からないところをすぐに質問できる。緊張感があり、リラックスできない。

この表を見ていただいてもわかる通り、家で勉強するとわからないものはわからないままになってしまう可能性がある。成績を上げるためには、わからないところを失くすことが大事です。そのため、現状塾で自習していない方は明日からでも塾で自習をした方がより正確に成績は上がります

勉強時間の確保

ただ、前の項で述べた通り塾に自習に来ることは大事ですが、どれぐらい勉強するかも大事です。

例えば中学生なら大体17時には、塾に来ることが可能だと思います。そこから最長で22時ごろには塾を出ると考えた時に、途中で夜ご飯休憩を1時間挟んだ場合、1日4時間は塾で勉強できます。これを月曜日から土曜日まで続けた場合、1週間で24時間は勉強ができます。

ただし、受験科目を考えると中学生は5科目、高校生は多いと7科目になります。中学生の場合で考えたとしても、単純計算すると4時間÷5=48分しか1科目あたり勉強ができない計算になります。

ここで試してほしいのが、タイマーを使って1時間集中して数学の文章題を解くという方法です。

おそらく10問も解けないかと思います。1時間勉強するということは、時間だけ見ると長く感じますが、実際にはそこまで長い時間でないということを知ってください。そのため、高校受験生において24時間勉強することは最低ラインであり、志望校に受かりたいなら24時間以上勉強することをお勧めします。

また、大学受験生は夏休みなどに1日10時間勉強することを辛いと考える方もいますが、10時間勉強することはそこまで難しくないです。

例えば1日24時間から10時間勉強するので残り時間は14時間です。ごはん・風呂などの身だしなみに3時間、睡眠時間を7時間とすると4時間も自由な時間があります。勉強時間は、しっかりと計画を立てれば的確な量を確保することはたやすくないはずです。

勉強の質について

しかし、勉強時間を確保しただけでは、成績は上がらないです。真の勉強とは勉強時間だけでなく、その勉強の質が大事となってきます。

質の悪い勉強の仕方
  1. すぐに休憩していないか(最低1時間は集中して勉強すべきです。)
  2. 友人と話しながら勉強をしていないか(集中していないです。)
  3. 友人を教えていないか(間違えたことを教えてしまう可能性もありますが、自分の成績がまず上がらないです。)
  4. 1問に何時間も使っていないか(5分考えて答えがわからないものは解説を見た方がいいです。)

こういったことを行なっていると成績は上がりづらくなります。もちろん友達と塾に通うことは楽しいので大事だと思いますが、受験に合格するかどうかは自分次第です。

そのため、塾の行き帰りや休憩時間以外は友達と離れた席で勉強することが大事です。 質の悪い勉強をしていると感じた場合、すぐにその勉強の方法はやめてより質の高い勉強を行うようにしましょう。


最後になりますが、「受験生においてちゃんとした勉強」とは、勉強時間の的確な量の確保だけでなくどれだけ集中するか(質を高くするか)ということがとても大切になります。

これをご覧になった保護者様はおいしいお弁当をお子様に持たせて塾に向かわせるようにしてください。

塾選びや学習方法で悩まれたときは、当記事を監修している「個人別指導塾ブレーン」の近くの校舎にぜひお越しください。いつでも無料相談を受け付けています!

お子様の勉強や受験、英会話にお悩みではないですか?


この記事を書いた先生
ブレーン 練馬春日校 校長 藤井琢巳 記事一覧