高速回転・爆速暗記テク!!
今回は、受験生中心に『暗記テク』を紹介します!
中学受験・高校受験・大学受験の生徒さんの正念場に少しでも力になれれば嬉しいです。
爆速暗記テク!!
では、まずは受験生にも非受験生にもすぐに活用してもらえる暗記テクニックについて紹介しますね。
テクニックといっても複雑な暗記法ではなく、ごくごくシンプルなものです。
まずは紹介したい爆速暗記テクをまとめていますので見てください。
さて、ここで伝授したい暗記テクニック、ポイントは…
1. 高速回転
2. くりかえし(反復)
3. 手を使わない
です。
以下、この3つのポイントに集約できる約束ごとです。
これだけ注意すればOKですので、絶対に守ってくださいね!!
小さなスキマ時間で暗記する
暗記の時間をわざわざ取るのは論外(寝る前は別!)。
勉強の合間や、テレビのCM中、お風呂に入っている間など、ちょっとした時間を使うからこそ効果大です!
絶対に書かないこと
書いて覚える(五感を使って覚える)というのが暗記テクの鉄則かもしれません。
でも、本当に大事なこと(親の顔とか)や好きな物(好きなアイドルの名前や好きなアーティストの歌詞等)は、わざわざ書いて覚えたことってありますか?
普通は、ないはずですよね?
詳しい記憶のメカニズムは今度詳しくお伝えするとして、生きるのに不可欠なことや興味あることはちゃんと覚えられるのに、勉強内容はそうはならない…。
これはズバリ、勉強がつまらないからです。
でも、たとえつまらないものであっても、何度も「出会う」ことで脳が「これって生きていくのに必要なことなのかも?」と勘違いしてくれます。
暗記はこの勘違いをうまく引き出すのがコツです。
暗記の「訓練」として、まずは目だけを使って覚えようとしてみてください。
それでも覚えられないものをピックアップして、書いて覚えましょう。
ただし、たくさん書いたからといって覚えられるとは限りません。
書いたという行為と書いたものが残るという点が不要な安心感を与えてしまうからです。
寝る前の1時間は絶好のボーナスタイム
実は寝ている間にみる「夢」は、脳に刻まれた短期記憶情報を整理して、必要な部分を取捨選択したのち長期記憶にリライトされるという学説が主流となっています。
また、記憶はよく似た情報が脳に入ってくると、後から入ってきた方が上書きされてしまうという「記憶の干渉」という現象が起きることもわかっています。
といことは、寝る直前こそ、記憶の干渉が起こりにくくてすぐに脳で長期記憶に書き換えてくれる、暗記のボーナスタイムなんです。
これを駆使しないなんてもったいない!!
これこそまさに、効率的な勉強というやつです!
高速で何度も繰り返す
ゆっくり、じっくり、書いて覚える、ということをやっているようでは復習のタイミングを逃します。
完璧は目指さなくて良いので、ものすごくテンポを速くして覚える作業をしてください。
最初からできなくても大丈夫ですよ。
暗記のトモダチ「キッチンタイマー」などを使うのもいいですね。
朝起きたら、昨日何を覚えたかを振り返る
すぐに思い出せない場合は見ながらやってもOK!
要するに、「暗記した」=脳のタンスに整理したということ。
「知識」=洋服と考えれば、それをどこにしまったのか確認しておく作業が大切ということです。
これをやると、「思い出す作業(検索)」が速くなりますよ。
仕舞いっぱなし(覚えっ放し)は、どこに記憶を片付けたかわからなくなってしまうので、「思い出す(アウトプット)」という大切なことができなくなってしまうのです。
「思い出す(アウトプット)」こそ、テストに直結する大切な処理です。
そんなにハードルは高くないはずです。
普段の暗記学習を見直す上で、取り入れてみてください。
そして暗記で役に立つツールは、「タイマー」と「チェックペン」です。
チェックペンは必要な人だけでOKです。
タイマーは暗記する時間を自分なりに管理するために使います。
ちなみに、普段の勉強でもタイマーをセットするといいですよ。
時間を意識するだけでも、問題を解くスピードを上げる練習になります!
暗記テクを磨く上でも、オススメなのが英単語・熟語です。
まずはリストアップしたものを用意した方がよいのですが、もし手元に暗記帳とかがなければ、教科書の巻末リストを使うのも良い方法です。
そして、覚え方はごくシンプルに。
英単語→日本語→英単語→日本語、と繰り返す単純作業で、覚える内容もまずは代表的な意味1つで十分です。
とにかくテンポよく、スピードを高めて進めましょう!
基本は 楽してOK!でも素早く繰り返すということです!
最後にもう一度、爆速暗記テクまとめを確認しておいてください。
必ず、皆さんのお役に立てると思います!!