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点数アップの鍵はテスト直しにあり!5つのポイントと”直しノート”の作り方

2019年10月16日中学生, 高校生, 予習・復習テスト直し, 復習方法

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大田翔 創研学院 板宿校

定期テストが終わると、「やり直しをしなさい」と言われることが大半だと思います。しかし、何も考えずただやり直しを実施しているだけでは、これといった効果も得られず終わってしまうことがほとんどです。

みなさんは正しい定期テスト直しの目的と正しい方法を知っていますか?
何のために、どのような方法でやり直しをすればいいのかを、もう一度確認しておきましょう。

定期テスト直しの目的

まず定期テスト直しの目的について確認しておきましょう。

ただ言われたからやり直しをしているだけでは、せっかく時間を使ってやり直しをしても効果は得られませんし、時間と労力を無駄にしてしまうことにもなります。

定期テスト直しを行うポイントは3つあります。

間違えた問題の『何が』わかっていなかったのかを確認する

やり直しをするときにまず意識をしなければならないことは、自分が『何が』わかっていなかったのかを確認することです。

たとえば、単純に単語や公式を覚えられていなかった、考え方・解き方がわからなかった、などさまざまな理由があるはずです。
どの科目も各単元のつながりがあるため、自分の『弱点』ともいえる部分を確認し、そこをなくすことがやり直しの大きな目的の一つと言えるでしょう。

テストの傾向を確認し、重点的に勉強すべき点を考える

定期テストは年間5回程度あります。(課題テスト・実力テストを含めるともっと多くなります)
各学校や、先生の個性によって問題の傾向はさまざまです。学校のワークから同じ問題がよく出る、教科書内の語句がよく出る、実力問題がよく出るなど、テストの傾向を確認しておきましょう。

傾向をつかみ、次回何を重点的に勉強するべきかを考えましょう。勉強すべきことがわかれば、次回のテスト前の過ごし方も変わってくるはずです。テストの傾向をつかみ、テスト前の過ごし方を見直すこともやり直しの目的の一つです。

自分の解けるべき問題を把握する

テストには【できるようになっておかなければならない問題】と、【今はできなくてよい問題】の2種類があります。
テスト直しをする上では、自分の現状の理解度や志望する学校によって、「これは自分の解けるべき問題か、そうでないか」を把握できるようにしましょう。

例えば基礎ができていないのに、発展・応用問題を解き直そうと思っても解けませんし、分からない問題が多いとやる気を失ってしまいます。

また、問題の中には難問・奇問と言われる問題があることも多く、入試問題を含んでも今後二度と目にしないであろう問題もあります。そういった問題には時間をかけてやり直しをする必要はありません。

ただ、やり直しを実施しなければならない範囲は自分の現状の理解度や、志望する学校によって大きく異なります
自分でどこまでできるべきなのかが判断できない場合は学校や塾の先生に相談しましょう。自分のするべき内容を確認することも非常に大切なことです。

定期テストの間違い直し 5つの方法

次に正しい定期テストの間違い直し・やり直し方法について確認していきましょう。

正しい方法を身につけることで、周りと差をつけることができます。
次の5つのポイントを常に意識しておきましょう。

テスト直し用のノートを作る

テスト直し用のノートは普段の授業用のノートとは別に、そして必ず科目ごとに用意するようにしましょう。ルーズリーフでも仕切りができて、各科目がどこにあるかがすぐにわかれば大丈夫です。
テスト用紙や、ペラペラの紙に書き込んだものでは、紛失してしまったり、すぐに確認したりができません。

ノートとペンと単語帳

テスト直しで実施した内容は、自分ができていなかった部分となるため、いわば自分の『弱点』と言えます。そのノートには、自分が間違えてしまった、理解できなかった問題がびっしりと詰まっているのです。
ですから、そうしたノートをきちんと作っていれば、復習を行うときや入試対策を行うときなどに、すぐに確認ができます。

また、こうしたノートを普段の授業からしっかりと意識しておくことで、テスト前に確認すべきポイントがはっきりし、より効率よく勉強をすることができるのです。

自分が間違えた箇所を明確にしておく

やり直しをする前に、その問題で自分が何を間違えたのかを明確にしておきましょう。

ケアレスミスをした場所はどんなミスをしたのか、英語の語順のミスならどのような語順にしていたのかなど。間違えた内容を書くときには、いつも同じ色で書くようにしておきましょう。そうすることにより、見直したときに、どこが間違えた部分なのかが一目でわかります。

また、自分に間違がはっきりと書いてあれば、今後自分が意識しないといけない(間違えやすい)部分がすぐにわかります。テスト前に見直すことで、同様のミスを減らすことができるでしょう。できない問題があることは恥ずかしいことではありません。大事なのはそのミスを自分で確認し、同じミスを繰り返さないことです。

それは、定期テストの勉強においても同じことが言えます。定期テストの前にどこまでやり直せていたかが大切です。勉強には『繰り返し』の作業が不可欠であるとともに、非常に効果的です。

解法をしっかりと確認し、もう一度解いてみる

やり直しはその問題を解けるようになることが目的ではありません。今後、似たパターンの問題が出てきたときに解けなければ、意味がありません
そのために、できていなかった問題の解法をしっかりと確認しておきましょう。そのときにポイントをまとめておくと後で見直したときにすぐ確認できて便利です。(どういったものが出てきたときにその解き方を使うのかなど。)

また、どの単元のやり直しなのかを書いておくと、見直すときにパッと見つけられるので、単元名を書いておくこともおすすめです。解説を見てもわからない場合は、必ず理解できるまで教えてもらいましょう。教えてもらうのは先生でも友だちでも構いません。
教えてもらった場合は、それをノートに写すのではなく、必ず自分でもう一度解いたものをノートに書くようにしましょう。話を聞いているときはわかっても、いざもう一度解こうと思っても、解けない場合があるためです。

やり直しの目的はできない問題をしっかりと理解し、自分ひとりでできるようになることです。必ず自分ひとりで解けるようになるまでしっかりと理解しておくようにしましょう。

理解が不十分だと感じた問題は、正解でも解き直す

ここで勘違いをしてほしくないのは、全ての問題をやり直しする必要があるということではありません。ここで指す間違えた問題以外というのは、何となく解いた問題、よくわからないけれど答えがあっていた問題などのいわゆる『理解』がきちんとできていない問題のことです。

やり直しノートの目的は『できていないかったこと』を『できるようにする』ことなので、自分で理解が不十分だと感じた問題は必ずたとえ正解していたとしてもやり直しをするようにしておきましょう。

ノートを作る際は簡単なマイルールをつくっておく

ルールと言っても、複雑なものではありません。ポイントを書くときは青色で書く、間違いを書くときは赤色で書く、などといった、後で見直したときに一目でわかるためのものだけで構いません。そしてそのルールはいつやり直しをしても同じでなければなりません。忘れてしまいそうな場合は、ノートの1ページ目などに書いておくといいでしょう。

ここで忘れてはならないことは、やり直しノートを作ることが目的ではありません。よく、ノートを作ることがゴールになってしまっている人がいますが、それではやり直しノートを作る意味がありません。ノートを作るのではなく、自分の『弱点』が詰まっている、自分オリジナルの参考書をつくっているんだという気持ちで取り組んでください。

そして、立ち止まってしまったときや、解法で悩んだときに見直すようにしましょう。

まとめ

以上のように、やり直しをするときには、

  1. 専用のノートを作る(科目ごとにわけておく)
  2. 間違いをしっかりと書いておく
  3. 解法をしっかりと理解する

ことを意識して取り組むようにしてください。

テスト直し=反復。だから理解度が高まる

また、理解するのに時間がかかってしまった問題や、本当に理解できているか不安な問題は、類似問題を解くことにより、理解を深めておくとさらに効果的です。
勉強において『反復』という行為は非常に効果があります。
同じ問題ではなく、似たパターンの問題を解くことで、理解度は格段にあがり、今後その系統の問題で間違えることはなくなるでしょう。

『彼を知り己を知れば百戦殆からず』という言葉がある通り、【彼=テストの形式】【己=自分のミスしてしまうところ、意識しなければならないところ】をしっかりと知っておくことが、同じミスを繰り返さず、テストの点数をアップさせるコツです。

地道な努力こそ、成績アップの最短距離

勉強でもスポーツでも、わからない(できない)ことをわからない(できない)と言って嘆いていたり、ほったらかしにしたりしていても、決してできるようにはなりません。

逆に、苦労して身につけたことは少しのことでは忘れたりしません。そのため、一歩ずつできることを増やしていくことが大切なのです。

『学問に王道なし』といわれるように、わからないことをわかるようにするためには、地道な努力が不可欠です。そして、わからない問題は一人ひとり異なります。
だからこそ、自分オリジナルのやり直しノートを作り、自分のわからないことをわかるようにしていくことが成績をあげる一番の方法なのです。

課題としてだされたから何となくやり直しをするのではなく、次の自分、将来の自分のための参考書をつくっているんだという意識で取り組んでみてください。正しい方法で、地道にコツコツと努力を続けていれば、その成果はきっと感じられるでしょう。

この記事を書いた先生
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大田翔 創研学院 板宿校 校長

何事にも正しい方法があります。
正しい方法でしっかりと取り組むことが大切です。
自分のできていないところをしっかりと把握し、
同じ間違いを繰り返さないように常に意識して過ごしましょう。

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