これは絶対!子どもの習い事あるある!!
最近は,お子さまの習い事も,塾,水泳,ピアノ,ダンス,英会話,体操など,種類も教室もたくさんありますよね。お子さまに何か習い事をさせていますか?
うちはサッカーとそろばんを習わせています。本人がやりたいって言ったことと,好きなことを一生懸命頑張って欲しいと思っています。
将来のために色々な経験を積ませたい,今のうちに苦手を克服させたい,何か得意なことを身につけてほしい,など様々な思いで親御さんはお子さまに習い事をさせますね。
そうですね。うちも本人がやりたいって言ったことと,好きなことを一生懸命頑張って欲しいと思っています。
習い事を続けることで,東大にも行けるし,オリンピックにも出られる,プロ野球選手,プロサッカー選手になれるかもしれない,子ども達には無限の可能性があります。
はい,私たちもそう信じています!
また,最近では複数の習い事を掛け持ちしているお子さんも少なくありません。3つや4つの習い事を掛け持ちしているお子さんもいます。
そうですよね。うちも今はサッカーとそろばんの2つですが,以前は習字と英語も習わせていました。初めのうちは楽しんで通っていたのですが,やっぱり毎日習い事があると,次第に意欲もなくなってしまって…。
それも我が子のことを思う親心ですよね。
色々と経験をさせたいと思って始めたのですが…。
一般的に,子どもは大人と違って集中できる時間が短いんですよ。そのため,切り替えもうまくできないので,大人のように時間を上手に使うことができません。
初めのうちはテキパキとこなせているように思えていたのですが…。だんだんと習い事の宿題もやれなくなってしまいました。
大人の基準で習い事を詰め込むと,毎日学校と習い事の宿題や練習に追われる日々になります。
本当にそうですよね。楽しいからやりたいって始めたことでも,詰め込みすぎたことで楽しくなくなって嫌いにさせてしまったかとちょっと反省しています。
十分な時間が取れなければ,宿題や練習が手抜きになってしまったり,「上達をする、実力をつける」ことではなく「宿題や練習を終わらせる」ことが目的となってしまって,宿題や練習の意味がなくなってしまいますよね。
ゆとりを持って取り組めるようにしてあげることが大切だと思いました。
子どもはスーパーマンではありませんので,お母さまのおっしゃる通り余裕をもって習い事を組んであげることがとても重要ですね。
先生,余裕をもって習い事を組むにはどうすればいいのでしょうか?
例えば小学生が塾に通うとしても,中学受験を考えているのか,小学校のサポートとして考えているのかでは塾から出る宿題の量も,質も全く異なります。中学受験の方が宿題をきっちりこなすために時間がかかるのは明白ですよね。
習い事の宿題や練習にどれだけ時間がかかりそうか,どのレベルまでの到達を目標に置いているのかを,親が子どもの立場、子どもの感覚でしっかり考えてあげることが必要ですよね。
ここが大事!無限の可能性を広げるために。
子どもには無限の可能性がありますが、子どもはスーパーマンではありません。
余裕を持った習い事の組み方で無限の可能性をさらに広げてあげましょう!