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【国語】読解問題が苦手で嫌い…ならば「読解ルール」を作って攻略しよう!

2019年11月8日小学生,中学生,国語・古典長文読解

尾形真介

尾形真介 創研学院 清澄白河校

【国語】長文読解をスムーズに “読解ルール”って?

前回、【其の1】【其の2】では、まず国語の苦手度チェックを行い、その後、漢字や知識問題の学習方法についてお話ししました。

今回は、読解問題の攻略法に関してです。

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【其の3】国語が苦手なので「本を買って読ませよう!」は得策ではない

「うちの子は、読むのも遅いし、読解問題が苦手だから、入試に出た作品を沢山読ませよう!」とお考えの方が、多数いらっしゃいます。

まず、文章を読むのが嫌いなお子様に、これは逆効果です。「北風と太陽」ではありませんが、ますます国語嫌いのコートに包まってしまいます。

それではどうしたらよいのか。

映像を見て、終わった後に内容に関する会話をする

先ずは、アニメでもいいですしドラマでも構いません(作品の内容は精査ください)、映像から入ることです。

ただし、必ず見終わった後に、内容に関する会話(例えば「主人公は何で外国に行ったの?」といった行動の理由や、「優勝した時の主人公はどんな気持ちだったと思う?」といった心情把握など)をしてください。

国語が苦手なお子さんは、おそらく大人が当たり前のように掴んでいる内容が把握できていないと思います。この訓練は、受験が近づいた時期に出来るものではありませんが、普段から出来ることでもありますので、是非日常生活に組み込んでみてほしいと思います。

続けていくうちに、いつも保護者様から質問されるので、作品を見る視点が変化していきます。注意深く見るようになります。この「注意深く」が身に付いてくれば、次のステップに進めます。

興味のある分野に関する短い文章を読む

次は、興味のある内容に関する、あまり長くない文章を読むことです。例えば、サッカーが好きなお子様ならばサッカーの雑誌やサッカーに関する本などになります。

興味のある分野で、文章が短めであればとっつきやすいと思います。書いてある文章はプロの記者などが書いたものですので、当然しっかりとしたものです。語彙も一定レベル以上のものが求められます。

興味があって読み進めるうちに、意味が分からない言葉に出会います。その時がチャンスです

そっと、国語辞典を渡してあげてください。
知らない言葉を自分のものにする一番良い方法は、やはりお子様自身がその言葉の意味を「知りたい」と思った時なのです。

いざ読解問題にチャレンジ

そして、受験学年でも実施できる方法は、実際の読解問題を解くことで文章に触れることです。文を読むのが嫌いで、国語に苦手意識を持っているお子様でも、受験のために問題演習をするということは避けられませんし、本人も素直に取り組みやすいものです。もちろん、難易度調整は必要です。

最初は短めの文章を用いた読解問題に取り組むことをお勧めします。ただ、漫然と取り組んでは意味がありません。次の【其の4】で記載しますが、問いチェック・本文への線引きといったルールの徹底が必要です。

また、設問の文・本文の音読も有効です。大きな声で、早く正確に読むのがコツです。意識をもって、読解問題に取り組む中で、文章を読むことが苦ではなくなることが出来れば、「苦手」から脱出できます。

【其の4】「どう読んでいいか分からない」→“読解ルール”に沿って読む

私は普段、国語を指導する際に問いチェックと本文の線引きというルールを徹底しています。

問いのチェック

クリックで拡大

先ず「問いのチェック」ですが、私は本文より先に「問い」にチェックを入れて、本文からどんなことを読み取らなくてはならないかを把握するスタイルをとっています。

例えば、右のような感じになります。設問の文にチェックを入れることで、何について答えなくてはならないかを把握し、更にヒントになる情報を集めます

例でいえば、「なぜ」と出てきたら〇で囲みます。つまり、これは「理由」を聞かれているので、答えは「~から・~ので」といった文末の可能性が高くなります。また、「部分」とあり、「一文」ではないため、尚更「ぬき出し」の文末は「~から・~ため」となる可能性があります。

このような情報を設問のチェックから吸い取ることを身に付けることで、読解しやすさが格段にアップします。

本文への線引き

次に、本文への線引きですが、私は以下のようなシートを生徒たちに配布しています。

尾形式 長文読解用線引き記号
(画像はクリックで拡大します)

目的は、読み進める「指針」をつくること

国語の読解が苦手な子供は文章を漫然と読み進めてしまい、結果何が書いてあったかが曖昧になり、何度も読み返して時間不足になるケースが多いのです。ですから、本文を読み進める「指針」を示してあげることで、集中して読むことができます。

“読解ルール”はもちろん私の作ったルールである必要はありませんし、もっとシンプルなものでも構いません。大切なのは、ルールに従って読むことにより、一定の「視点」を持って読解に臨むことです。

また同時に、「こう読めば、こういうことがわかる」「こう読むことで、答えの見当がつく」という、算数の公式のような、やや「理系的」なアプローチを示して上げることができます。そのため、国語が苦手な子が感じやすい「国語特有の曖昧さ」を少しでも緩和してあげることに繋がり、より正答へと近づいていくことができるのです。

最後に

入試における「国語」は、本質的な国語かと言われるとそうではありません。本来はもっと自由に読んで、様々な感想があって、楽しめるのが文章であり言葉です。入試の国語は、漢字を含めた知識量と出題者の意図を汲み取る力を試されるものです。

二回にわたってお送りした記事で私が挙げた4つの方法は、上記の入試国語で得点をアップさせるための具体的な方法です。そこには、共通点が2つあります。一つ、素直に言われた通りのやり方でやること。2つ、あきらめずにコツコツと続けることです。

残念ながら、ちょっと試してみただけで現状が激変するようなメソッドは存在しません。「第一志望校に絶対合格するんだ!」という強い気持ちがあるのならば、きっと努力できるはずです。国語が苦手な自分から、国語と向き合って結果を出す自分へと変われるはずです。

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この記事を書いた先生
尾形真介
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