速さの三公式の賢い覚え方!図解で暗記すれば算数が苦手な子でも大丈夫!
こんにちは、創研学院 藤沢本町校の伊藤です。本日は「算数が苦手な小学生でも家庭で簡単にできる苦手克服法」についてお話しします。
速さの三公式、すぐに言えますか?
小学校での学習や中学受験の導入において、算数の公式を使いこなせるようになるまでに時間がかかる生徒がいます。
また、公式そのものを覚えるのに一苦労している人も多いかもしれません。
たとえば「速さの3公式」。
- 道のり = 速さ × 時間
- 速さ = 道のり ÷ 時間
- 時間 = 道のり ÷ 速さ
これを習いたての段階で即座に言える生徒は少ないと思います。
しかし、だからと言って「暗記するまで反復して公式を書き続ける…」という方法は、間違いでは無いのですが非効率。もう少し効率よく覚えたいですよね。
長方形の面積の公式を利用しよう
では、どのようにして克服していきましょうか?
皆さん、「長方形の面積を求める式」は考えることなく自然に出てきませんか?
速さの公式を思い出すには時間がかかるけど、長方形の面積に関する式は簡単に思い出せると思います。
- 面積=たて×よこ
- たて=面積÷よこ
- よこ=面積÷たて
これなら分かる!
「 たて × よこ = 面積 」はもちろんのこと、「よこ」の長さを出すのにも「 面積 ÷ たて 」とすぐに答えられるでしょう。
なぜなら、これは公式として覚えているのではなく、頭の中で「図」が完成し日常生活の中に組み込まれているからなのです。
ではそれをうまく利用して、「速さの3公式」に応用してみましょう!
面積も道のりも…実は同じかけ算!
「長方形の面積」を求める式と「道のり」を求める式…、一見まったくつながりの無い関係と思われますが、実はどちらもかけ算で求められます。
これに着目し、長方形の図において、
- 面積 → 道のり
- たて → 速さ
- よこ → 時間
と置き換えてみましょう!
ここで気をつけなければならないことは、置き換える部分を間違えないことですよ!
「たて」と「よこ」は「速さ」と「時間」のどちらに置き換えても構わないのですが、「面積」を「道のり」に替えることは必ず覚える必要があります。
上の図が頭に入っていれば、長方形の面積公式を出すのと同じく、速さの三公式を出すことができるでしょう。
- 道のり = 速さ × 時間
- 速さ = 道のり ÷ 時間
- 時間 = 道のり ÷ 速さ
いかがですか?
少しは式を簡単に出すことができるのではないでしょうか?
暗記で大切なのは、視覚で捕らえる工夫
実は、今回ご紹介したのは「速さの3公式」の覚え方ですが、こういった考え方は他でも使うことができます。
「えっ!他も紹介して欲しい!」って!?
…。この続きは、皆さんの先生に聞いてみてくださいね。
ちなみに私が指導している創研学院 藤沢本町校では、中学受験の算数のみならず、高校受験の数学や理科の様々な場面で紹介しています!
何事にも大切なのは、ちょっとした工夫です!
このちょっとした工夫をすることで、公式を視覚的に捕らえられ苦手教科が得意になるかもしれませんよ!
創研学院は皆さんを応援しています!