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【東京農業大学第一高等学校中等部 2024/2025】入試対策・出題傾向と学校情報

学校情報

農大一中ってどんな学校なの?

入試情報と学校情報を合わせてご紹介します!

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東京農業大学第一高等学校中等部 入試問題の傾向と対策

教科ごとの傾向と対策

算数  の傾向と対策
  • 大問数5題
  • 頻出単元は「平面図形、数論、場合の数

合格者平均点が80%程度になることもあるため、いかに点数を落とさないかがカギになってきます。比較的易しい問題を時間を図って解き「短い時間で正確に解く」練習をしておきましょう

長い説明文と複雑な条件など、特殊な問題が1~2つ出題されることが多いです。苦手な場合は、都立中の適性検査問題などで慣れておくとよいでしょう。

国語  の傾向と対策
  • 大問1は漢字、大問2と大問3が読解問題。
  • 選択問題が多く、記述問題は1、2問程度。文法知識を問う問題は少ない。

大問2と大問3の読解問題はどちらも説明文が出ることが多く、小説が出題されることは少ないです。説明文の内容はかなり難解な内容のため、難しい内容の説明文を読んで要旨をまとめる練習をしておきましょう

理科  の傾向と対策
  • 物理、化学、生物、地学から1題ずつ出題される。大問数は4題。

かなり複雑な資料説明や実験結果などを元に問題が作られているため、一問一答のような知識では太刀打ちできません。幅広い知識をしっかり身に着けることと、実験結果に対する理由なども含めて理解しておくようにしましょう!

社会  の傾向と対策
  • 第3回の4科目入試でしか使用しない。
  • 大問1は地理、大問2は歴史、大問3は公民。大問数は3題。

地理は日本地理のみならず、世界地理の内容が出ることも多いです。特に大問3の公民において「自分の意見を書く記述問題」が出ることがあります。普段からニュースを見たとき、自分の意見を持ち親や先生などに伝えるようにすると対策できます!

過去問の効果的な進め方については、以下の記事も合わせてお読みください。

東京農業大学第一高等学校中等部 学校情報

先生からメッセージ

入試広報部部長 川崎先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けてメッセージをいただきました!

入試広報部部長
川崎先生より

広尾学園は、自律と共生の教育理念のもと、本科、医進・サイエンス、インターナショナルの3つの特徴のあるコースを設置しています。3つのコースの生徒達がお互いを認め合い、高め合っています。
また、50近い国と地域から帰国した様々なバックグラウンドをもつ生徒が在籍しており、ひとりひとりの個性を受け入れる環境があります。
是非、実際に学園のイベントに参加して、校風を感じとってください!

農大一中の魅力

学校のモットーである「知耕実学」とは、「実学を通して知を耕す」という言葉で、農大一中・一高を表す言葉となっています。本物に触れて目で見て思いや考えを自分なりに判断して発表・表現することを重視しています。ディベートやグループワーク、プレゼンテーションを多く組み込むことで、失敗しながら学ぶという経験を積み重ねることができます。

特徴的な教育内容
  1. 課題研究発表
  2. 一中、一高ゼミ
  3. ENAGEED(エナジード)

課題研究発表

中学1年生の終わりから中学3年生にかけての約2年間、自分の興味のあるテーマについて研究し、その成果を日本語と英語でまとめて発表するものです。分からないことを企業に問い合わせて調べる生徒もいるそうで、インターネットで検索するだけでは知りえないことまで研究することができます。

一中、一高ゼミ

自由参加型で、様々なテーマが設定されている中で自分の興味のあるテーマに参加し、参加者同士が話し合う取り組みです。放課後に行っていて、少ないものでは年に1回開催からあるため、気軽に参加できます。年間のべ500人超が参加する人気の取り組みです。普段交流のない他学年の人と意見交換をするため、お互いに良い刺激をもらえるようです。

ENAGEED(エナジード)

次世代型キャリア教育の取り組みです。その中でも、「ポジティブフィードバック」・「アクティブリスニング」・「オーバーコミュニケーション」の「3つのコミュニケーション」をどの科目の学習でも重視しているそうです。その取り組みを通して、成功体験や失敗体験を共有することを意識しています。

日本の文化を学ぶ

中学1年生では稲作体験を行います。東京農大関連の専用農場で田植え・除草・稲刈りを行い、自分で収穫したお米を食べることができます。中学2年生では大学教授と大学院生とともに、新米と古米の違いについて科学的に検証します。中学3年生では味噌造りを行います。それ以外にも自由参加で醬油作りを体験することもできます。

この全員参加型学習は、系列である東京農大の研究室や施設などを利用して行います。大学教授の直接指導が入るものもあり、専門的な事柄を実体験できるのが大きな魅力です。

また、日本を知ることがひいては国際教育につながるという考えのもと、能や狂言を鑑賞するなど、日本の伝統を学ぶことを重視しています。

2025年度からの変化

2025年最新情報
  1. 新校舎の完成
  2. 入試制度の変更

新校舎の完成

2023年11月、「芸術棟」が完成しました。1階にはグループワークなどができるラーニングコモンズや自習室、売店があります。2階は芸術系教科の教室、3階は技術系教科の教室となっています。さらに、2026年に「理科棟」が完成予定です。理科の実験教室や職員室、図書館、多目的ホールなどを導入の予定です。

入試制度の変更

現中学3年の代にて高校入試を行うのが最後となり、完全中高一貫校となります。また、2月1日の午前に4科目受験にて入試が追加されます。それに伴い、中学受験の定員が約200名に増加されます(これまでは175名程度でした)。

農大一中 入試情報・学校情報まとめ

農大一中の特徴や入試問題について情報をまとめました。

中学の3年間で行う課題研究の内容には、「カフェインの覚醒作用について」「電気自動車は本当に地球に優しい?」など、実に様々なものがあるそうです。自ら課題を発見し、仲間と語り合って解決策を模索する。「自主性を尊重するだけでなく、自主性を“育てるためのサポートをする”」という教育方針は、まさにこれからの激動の時代に必要な人材を育てていくでしょう。

それに何より、学校名にある「農」の字が示す通り、自然・生物に囲まれた環境で6年間の生活を送ることができるという点は、他の中学校と一線を画す魅力。楽しく充実した中学校・高校生活を送れる学校であると、強く感じさせられますね。

併願校のご相談やより具体的な入試問題対策など、お困りのことがございましたら是非お近くの創研学院にお越しください!

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この記事を書いた先生
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