「二月の勝者」ドラマ10月放送開始!注目ポイントや原作漫画など、抑えておきたい豆知識!
2021年10月からドラマ「二月の勝者」がスタートします。
元々は2020年4月にスタートする予定でしたが、コロナ禍の影響で延期に・・・。
そして延期発表から1年近くが過ぎた今年5月になって、ようやく2021年10月からの日本テレビで土曜夜10時枠でのドラマスタートが発表されました!
キャストとしては延期前から発表されていた柳楽優弥さん、井上真央さん、加藤シゲアキさんが予定通りに出演することが発表されています。
2020年4月にドラマ化出来ていれば・・・
2020年4月期のドラマと言えば、コロナの影響で撮影に遅れが生じ、4月期のドラマの開始自体が遅れたり、撮影自体が困難で4月期での放送を断念したり・・・という時期でしたが、実は今年4月にドラマ放送され、好評を博した「ドラゴン桜2」も同じ2020年4月にスタートする予定でした。
コロナ禍で叶いませんでしたが、「土曜の夜に『二月の勝者』を見て、日曜の夜に『ドラゴン桜2』を見る」とか、「どっちの方が面白い?論争」とか、作風の違いも含めて相乗効果でより盛り上がったのではないかと思うと残念ではありますが、「二月の勝者」にも、負けないくらいの盛り上がりを期待したいと思います。
原作漫画について
原作は「ビッグコミックスピリッツ」という雑誌で2017年12月から連載が開始されている漫画です。
この「ビッグコミックスピリッツ」は実写化された作品も非常に多く、2021年8月時点で連載中の作品では「健康で文化的な最低限度の生活」「忘却のサチコ」がドラマ化され、「土竜の唄」が映画化されています。
親御さんの世代だと「いいひと。」や「東京ラブストーリー」などの90年代にドラマ化された作品や「20世紀少年」「YAWARA!」などの浦沢直樹さんの作品の方がわかりやすいかもしれません。
「美味しんぼ」などのアニメ化された作品もありますが、青年漫画誌ということもあり、アニメ化よりも実写化作品の方が多いのも特徴です。
ちなみに作者は高瀬志帆さんという方で、この方は「おとりよせ王子 飯田好実」という作品も2013年にドラマ化されており、見ておられた方もいらっしゃるかと思います。
なんで「二月の勝者」は注目されているの?
この「二月の勝者」自体も連載されてすぐにNHKの情報番組でも紹介され、ネットニュースでも何件も取り上げられるなど、開始当初から注目度の高い作品でした。
ドラマのサイトでも取り上げられているように
「中学受験は課金ゲーム」
「親はスポンサー」
などの過激なセリフで注目を引きがちですが、この漫画の特徴は「受験に関わる数値や塾や学校側のイベントの意図など『情報』を見せる」ことにあります。
例えば…
- 首都圏での中学受験を受ける人の数は?
- 第一志望ってどれくらい合格しているの?
- オープンキャンパスでどういうことを見るの?
- 夏期講習でどれくらいの費用がかかるの?
など、ひと昔前の「教育意識が高い家庭だけが行う『お受験』」という認識の人であっても、受験の現状がわかるようにストーリーが構成されています。
それだけでなく、保護者同士のトラブルや生徒のモチベーションに関わる出来事など、「中学受験あるある」も多数盛り込まれており、中学受験中のご家庭や受験を終えた方も楽しめるようになっているのも興味を惹かれる要因かもしれません。
但し、あくまでもフィクションですので、誇張している部分もあるかと思いますし、舞台となっている「桜花ゼミナール」でのお話として見てください。くれぐれも「先生もうちの家庭のことを『金脈』と思ってるんですか!?」「お父さんとお母さんは『金脈』だよ!」なんて、言わないでくださいね・・・。
こういった漫画での描写がどれだけ実写で登場するのか?連載はまだ続いている中でドラマではどのような締めくくりになるのか?など、ドラマ開始を興味深く待ちましょう!