【広尾学園中学校 2024/2025】入試対策・出題傾向と学校情報
広尾学園中ってどんな学校なの?
入試情報と学校情報を合わせてご紹介します!
広尾学園中学校 入試問題の傾向と対策
教科ごとの傾向と対策
- 大問数4~5題
- 頻出単元は「平面図形(面積比)」
【本科】正答率の高い大問1でミスをしないように。比較的易しい問題を時間を図って解き「短い時間で正確に解く」練習をしておきましょう。
【医進】長い説明文と複雑な条件の問題など特殊な問題が多いので、都立中の適性検査問題などで慣れておくとよいでしょう。また、解答用紙に途中式を書く欄があるので確実に部分点を取れるようわかりやすく読みやすい途中式を書く練習を必ずしておきましょう!
- 【本科】大問1は漢字、大問2は語句、大問3は小説、大問4は説明文。
- 【医進】大問1は漢字、大問2は語句、大問3は説明文。
- 選択問題が多いが、文法知識を問う問題は少ない。記述説明問題は各大問に1、2問程度。
大問2の語句の問題は、「つぶさに」「にわかに」など普段あまりなじみのない難しい副詞や形容詞の意味を問われることが多いです。語句を強化する参考書を用意してしっかり対策しておきましょう。
- 大問1は物理、大問2は化学、大問3は生物、大問4は地学。大問数は4題。
かなり複雑な資料説明や実験結果などを元に問題が作られているため、一問一答のような知識では太刀打ちできません。幅広い知識をしっかり身に着けることと、実験結果に対する理由なども含めて理解しておき、記述問題対策をしておきましょう!
- 大問1は地理、大問2は歴史、大問3は公民、大問4が資料読み取り説明問題
本科、医進ともに大問4に2問、資料読み取り問題が出題されます。グラフ・資料・説明文を元にそこから考えられることや自分の意見をまとめて説明する問題です。初めて見る資料や説明をかみ砕いて理解し自分の言葉で説明する力が試されます。この問題が苦手な場合は医進コースの算数と同じく、都立中の適性検査問題で練習できます。
過去問の効果的な進め方については、以下の記事も合わせてお読みください。
広尾学園中学校情報
先生からメッセージ
広尾学園中学校広報部の冨田先生と岩崎先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けてメッセージをいただきました!
広報部 冨田先生
岩崎先生より
広尾学園は、自律と共生の教育理念のもと、本科、医進・サイエンス、インターナショナルの3つの特徴のあるコースを設置しています。3つのコースの生徒達がお互いを認め合い、高め合っています。
また、50近い国と地域から帰国した様々なバックグラウンドをもつ生徒が在籍しており、ひとりひとりの個性を受け入れる環境があります。
是非、実際に学園のイベントに参加して、校風を感じとってください!
引用元:広尾学園中学校 説明会2023開催レポート | 創研学院からのお知らせ【創研学院】 (souken-gakuin.com)
広尾学園中学校の指導方針
- 【教育方針】新しい時代(グローバル社会)に活躍できる人材を輩出する
- 【教育理念】自律(問題解決能力)・共生(コミュニケーション能力)
従来の日本の中学、高校教育のレベルを超える、高度で幅広い体験を可能にする環境を提供し、自ら意欲を持って学ぶことができる人になるよう、また共に生きていく社会人としての知識と技能を身につけてほしいという思いが込められた目標となっています。
広尾学園は、この10年間にわたって最新のテクノロジーをベースとする ICT 環境、教育活動の高度化を目指すカリキュラムの革新、バランスのとれた人間性を涵養するキャリア教育や行事の数々を積み重ねてきた、未来志向の学園です。
「自立と共生」を身につけ、大きく羽ばたいた生徒たちの活躍フィールドは、世界中に広がっています。
広尾学園の3つのコース
広尾学園には3つのコースがあります。
日本の将来の教育はどうあるべきかを考え、一人ひとりに最適なルートで夢の実現を目指します。
- 問題解決能力とコミュニケーション能力の養成
- グローバルな視野と高度な英語力の習得
- デジタルネイティブ世代としての最先端のICTスキルの習得
① 本科 ~難関大学への進学を目指す~
国公立大学、難関私立大学を目指し、先取り学習で効率よく学力を伸ばします。中学1~2年で中学主要科目を修了、中学3~高校2年の段階で高校主要科目修了を目指します。
② 医進・サイエンス ~学究の世界への道を切り拓く~
医系・理系分野に対する興味を引き出し、本質的な学びを展開します。本格的な研究活動で未知なる事象にアプローチするための手法を学び、医師・研究者たるマインドの確立を目指します。
③ インターナショナル ~世界へ発信し、世界をリードする人を育成~
インターナショナルコースは、授業を英語で行う「アドバンストグループ」と基礎から英語力を伸ばす「スタンダードグループ」の2つを設置しています。英語のアドバンテージを生かして国内外の難関大学への進学を目指します。
充実したキャリア教育プログラム
中学1年生の段階から年間を通じてたくさんの出会いを経験できるプログラムです。
決定的な人物との出会い、決定的なプログラムとの出会いが中高生時代にどれだけ豊富であったか。
その機会の豊かさこそが、生徒たちの学びと成長を育むものだと考えています。
- 有名大学や研究室を訪問して学ぶ「訪問見学講座」難関大学キャンパスツアー
- つくばサイエンスツアー、ロボット・プログラム、DNA鑑定講座など、「自らが体験して学ぶ体験講座」広学サイエンス講座
- 各研究分野の最先端及び最前線で活躍されている先生方の超一級講座
- 「第一線を知る」&「自らが体験して学ぶ」 司法裁判講演会&東京地裁傍聴会
教員研修
広尾学園では、「授業の質」を高めて生徒を力強く導くために授業力研修、担任力研修、大学入試問題研修などを実施しています。
大学入試を自ら解くとともに、生徒の視点からの評価を持ち込んだ模擬授業を実施し、常にモチベーションが高まる授業を目指しています。また、外部講師を招いて情報交換を行うなど、幅広い視野に立ったスキルアップを図っています。
海外短期留学
オーストラリア・クイーンズランド州でホームステイを経験しながら現地の名門校に通って授業を受ける2~3週間の海外短期留学 (中学3年・高校1年希望者で選抜) を実施しています。
さらに、高校希望者を対象とするアメリカのスタンフォード大学研修、イギリスのケンブリッジ大学研修では、現地の先生や研究者、学生たちと専門的な研修についてのディスカッションやプレゼンテーション、リーダーシップなどを学びます。
広尾学園中学校入試問題・学校情報まとめ
自律と共生を重んじた教育方針のもと、グローバル社会で活躍できる人材育成を目指している広尾学園は、3つの異なるコースを提供し、生徒たちの個性や目標に応じた学びを支援しています。さらに、充実したキャリア教育プログラムやICTを活用した先進的な授業環境が生徒の成長を後押しします。
豊富な体験学習や留学制度も備えているので、世界を舞台に活躍する未来を見据えた教育を受けさせたい家庭に非常に魅力的な学校ですね。
併願校のご相談やより具体的な入試問題対策など、お困りのことがございましたら是非お近くの創研学院にお越しください!