【芝浦工業大学附属中学高等学校 2024/2025】入試対策・出題傾向と学校情報
芝浦工大附属中ってどんな学校なの?
入試情報と学校情報を合わせてご紹介します!
芝浦工業大学附属中学校 入試問題の傾向と対策
教科ごとの傾向と対策
- 大問1はリスニング問題、大問2,3が小問集合、大問4,5が応用問題
- 頻出単元は「平面図形、速さ」
正答率の高い大問1~3まででいかに確実に得点できるかがカギとなります。大問1のリスニング問題は特殊なので、慣れるまで過去問で練習しておきましょう。
また、解答用紙に途中式を書く欄がある問題が多いです。確実に部分点を取れるよう、わかりやすく読みやすい途中式を書く練習を必ずしておきましょう!
- 大問1はリスニング、大問2が小説、大問3は説明文、大問4が詩、大問5が文法、大問6が漢字
- 「リスニング」「詩」など特徴的な問題が多い
記述問題がかなり多いので、しっかり対策しておきましょう。大問4の最後に「詩を読んで自分なりの解釈を説明する、100字程度の記述」が出ます。条件をしっかり確認して過不足なく書けるか、必ず練習しておきましょう!
- 大問数は7題。
- 大問1がリスニング。残り6題は順不同で「物理2題・化学2題・生物1題・地学1題」。
幅広い範囲から出題され、記述問題と計算問題が比較的多いのが特徴です。電流や水溶液、力学など計算が多い単元を得意分野にしておくことと、実験結果に対する理由なども含めて理解しておき、記述問題対策をしておきましょう!
- 使用しません。
過去問の効果的な進め方については、以下の記事も合わせてお読みください。
芝浦工業大学附属中学校・学校情報
校長先生からメッセージ
芝浦工業大学附属中学高等学校、校長柴田先生より、本記事をお読みの方に向けてメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。
芝浦工大附属中校長
柴田先生より
皆さん、こんにちは。
まもなく受験の季節がやってきますね。この大切な時期に入るにあたり、皆さんの努力と勇気に心から敬意を表します。特に当校は理工系の分野に特化しており、科学や技術、工学、数学に情熱を持つ生徒を求めています。これらの分野で「ものづくり」を楽しむことができる皆さんは、本校でさらにその才能を磨き、将来への大きな一歩を踏み出すことができるでしょう。
不安や緊張を感じることもあるかと思いますが、これまでに学んだ知識と経験が皆さんを支え、自信へとつながっていくはずです。自分自身のペースで進め、準備したことを信じて、最良の結果を目指してください。
試験当日は、自分の力を最大限に発揮して、これまでの努力が実る瞬間を迎えてください。皆さんが第一志望校に合格することを、心からお祈りしています。
芝浦工業大学附属中学校の魅力
- 大学のような「創り出す環境」
- あらゆる科学技術を学べる「ショートテックアワー」
- 大学との連携教育
- 万全の学習サポート
【魅力①】大学のような「創り出す環境」
中学校では珍しい、専門的な設備が充実
芝浦工大中の最大の魅力は何といっても、自らの手で「つくり出す」環境が身近にあるということ。学校には化学・生物・物理・地学の実験室の他にも、加工技術室・ロボット技術室・ファクトリーやコンピューター室といった充実した設備があり、生徒の科学的関心や技術を引き出すきっかけとなります。
高校や高専、大学であれば同様の設備を持った学校もあるでしょうが、中学生のうちにこれらの設備に触れられる環境はなかなかありません。さらには芝浦工業大学の唯一の附属校、ということもあり、早いうちから大学進学を意識した学校生活を送ることが可能です。
【魅力②】あらゆる科学技術を学べる「ショートテックアワー」
科学技術を常に意識する時間
“文理の枠を超え、あらゆる分野に精通する「理」「工」の基礎を学び、体験する”という考えに基づき、様々な事柄と科学技術との関わり合いを紹介する、「ショートテックアワー」と呼ばれる授業が設けられています。これにより、生徒が科目を問わず全ての授業に関心を持って取り組むことができるようになる、といいます。
【魅力③】大学との連携教育
芝浦工大附属中額は、年間を通じて大学との連携教育を行っており、進学後の学びや自分自身の進路について考えるための材料が豊富に揃えられています。
その他にも、日本語・英語・コンピューター言語の3つの言語教育、グローバル教育も加わって「理工系知識で社会課題を解決する」「世界を知り、未来を創る」ための教育が行われていきます。
【魅力④】万全の学習サポート
復習・質問をして疑問点を解消できる
学習のサポートについては、授業中にSD(Self Development)という、授業の復習や個別の質問ができる時間が組み込まれていたり、自習室では放課後に大学生チューターがサポートについてくれる「学習クリニック」が開講されていたりと、授業をきちんと理解しないまま進むことがないような、万全なサポート体制が整えられています。
“理系に特色のある教育”と聞くと、なんとなく学習時間が長くなってしまうのではないか、苦手分野が増えてしまうのではないか、と心配される方も多いかとは思いますが、附属中学校ならではの手厚いサポートによりどんな生徒さんでも、確実な理系的基礎学力・思考力を身に着けていくことができます。
芝浦工業大学附属中学校入試問題・学校情報まとめ
芝浦工業大学附属中学校の特色と入試情報についてまとめました。
理系大学の付属校ということで、クリエイティブな教育や設備が多く整っているのが印象的です。
知識詰込み型の暗記勉強ではなく、しっかり研究や実生活に活かせる勉強ができる六年間になりそうですね。
芝浦工大中の入試対策や併願校についてのお悩みなどありましたら、ぜひお近くの創研学院の校舎にお越しください!