《中学受験情報》東京女学館中学校ってどんな学校?教育理念や入試についてご紹介!
2021年9月3日(金)創研学院主催 東京女学館中学校 学校説明会を開催いたしました。
当日、実際に学校へ伺い、感じたことをお伝えいたします。
東京女学館の教育理念
教育目標の「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」です。をもとに、真剣に学び、考え、行動する女性の育成を目指す、130年の伝統を誇る女子校です。
創立には初代内閣総理大臣の伊藤博文、2021年NHK大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公で、次の一万円札の渋沢栄一が深く関わっており、東京女学館の基礎を築きました。
施設について
校舎は7階建。図書館は約6万冊を蔵書し、自習スペースも豊富にあり、定期テスト前は勉強する生徒で一杯になるそうです。
様々な式典で利用する記念講堂はとても静かな空間で圧巻でした。
冷暖房完備の体育館も3つあり、運動部もしっかり活動しています。
約40畳の作法室では礼儀作法を学びます。
渋谷区広尾の一等地にありながら、構内の敷地には「ビオトープ」があり、理科の授業では季節に応じた生き物や植物を観察・生態調査を行ったり、近年話題になっているSDGsについても扱い、環境保護についても学びます。
教育について
東京女学館の特徴的な教育は「インクルーシブ・リーダーシップの育成(自発的に取り組む姿勢×協働する心×問題を解決する力)」です。インクルーシブ・リーダーシップとは一人のリーダーが牽引するのではなく、各々が主体的に課題を共有し、協働しながら課題解決に向けて全体を高めていく力です。
インクルーシブ・リーダーシップの育成に欠かせない主体性・自主性を確立するために体育大会、記念祭、修学旅行などの学校行事は実行委員会で準備から運営まで企画運営を行います。
学校生活においても生徒会を中心に上級生が下級生に指導します。6年間の中高一貫教育を通して人と人との関係を豊かに結び合わせ、相互の信頼をもとにしてよりより社会を作り上げていく、主体性をもって実践するリーダーシップを養うことを目標にしています。
カリキュラムについて
カリキュラムでは英語教育に最も力を入れており、1年生から1クラスを習熟度別に3グループに分けて個のレベルに合わせた授業を行います。
ライティング・スピーキング・多読にも力を入れて英語を学ぶことをゴールとせず、英語を使って活動していくことを目標にしています。
一般生にも国際学級の門戸を広げており、帰国生や様々なプログラムを通して中高6年間、英語教育・異文化理解に特化した教育を行い、国際的視野の育成し、国際社会で広く活躍できる女性の育成を目指しています。
所在地 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-7-16 |
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交通アクセス | 日比谷線「広尾駅」より徒歩10分 |
設立年 | 1888年 |
創立者 | 女子教育奨励会 |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、当塾生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。