《中学受験情報》立教女学院中学校ってどんな学校?教育理念や進路についてご紹介!
2021年9月20日(祝月)創研学院 自由が丘校にて立教女学院中学校説明会を開催いたしました。
当日は人数制限を設け、約30名の保護者の方にお集まりいただき、立教女学院中学校の入試広報部長の髙嶺先生よりお話をお伺いしました。
教育理念について
立教女学院の教育理念の柱にあたるのが、キリスト教に基づく平和と奉仕の精神を育むことです。
毎朝授業前に礼拝を行う他、1月に1回は土曜集会を行い社会問題について考えます。
学校行事においても、ボランティア活動を活発に行い、修学旅行も中3で長崎、高2では沖縄を訪れ平和について考えさせるものとなっています。
一方で生徒にキリスト教を強制することは全くなく、学校行事にはイスラム教のモスクを訪れたり坐禅体験をするなど世界の宗教について学ぶ機会も設けています。
入試では面接試験で信仰に関する質問はありますが、合否には無関係となっています。また、平和と奉仕の精神を身につけるために国際理解を重視しており国際プログラムも充実しています。
アメリカ,ニュージーランド,フィリピンの学校との交換留学制度がありますが、語学研修で終わるものではなく、現地の通常授業に参加したりホームステイや寮生活を通じて実際に現地の生徒と同じように過ごすことで国際理解を深めることできます。
学校生活について
新入生に対するオリエンテーションをはじめ生徒会の活動がとても盛んです。委員会や歓迎会や部活動見学は生徒会主催で行われ、服装や髪型からリュックのマナーなども生徒会で意見のとりまとめを行います。
平常時は授業後の一斉補習はなく、補習が必要な生徒は個別呼び出しの体制をとっているので授業後の部活動もほとんどの生徒が積極的に取り組めています。
英語は習熟度別になっており、ネイティブによる授業数も多く帰国生用の特別授業もあります。
総合学習として「ARE学習」が用意されており、自らテーマを求め(A=ask),調べ(R=research),言語化して発表する(E=express)自学自習力を養う学習を中高6年間を通して行い、高校3年で卒業論文を作成していきます。
また文系が強い学校のイメージがあるかもしれませんが、理科では実験による主体的な観察・考察を重視しており豊富な科学体験を積むことができます。
進路について
上述した教育理念や学校生活からも伺えるように、立教女学院では「進学」ではなく「進路」を重視した教育を行っており日頃から自らの将来を考える機会が多く与えられているので、他大学から多数の指定校推薦枠があります。
さらに毎年約6割の生徒が内部推薦で立教大学への進学が決まるので、卒業生の約8割が夏までに進路が決まるという大変魅力的なものとなっています。
所在地 | 〒168-8616 東京都杉並区久我山4-29-60 |
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交通アクセス | 京王井の頭線「三鷹台駅」より徒歩1分 |
設立年 | 1877年 |
創立者 | チャニング・ウィリアムズ |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、当塾生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。