《中学受験情報》鷗友学園女子中学高等学校ってどんな学校?教育理念や卒業生の活躍についてご紹介!
「自分の枠を超え、学校の枠を超え、日本の枠を超え、隣人となれ。世界にはばたけ鷗友生!」をスローガンに、グローバル社会においてリーダーとして活躍できる人を育成されている学校です。
2021年9月10日(金)創研学院主催 鷗友学園女子中学高等学校の学校説明会がZOOMにて開かれ、大井正智校長先生から、色々とお話を伺うことができました。
卒業生の活躍
2020年、ForbesJAPAN誌の「世界を変える30歳未満30人の日本人」に、卒業生の斎藤明日美さんが選ばれるなど、多くの卒業生が活躍されています。
斎藤さんは、女子中高生向けのプログラミング教育、社会への啓発、政策提言などを通して、女性が少ないIT業界のジェンダーギャップ解消を目指して活動されているそうです。
グローバル教育
鷗友学園のグローバルな人材を育成する教育は、1935年に産声をあげました。
当時、女子教育の先覚者と仰がれた市川源三先生、その後、石川志づ先生が校長として、「学習者中心主義」を第一原則とし、学園の基礎を築かれました。
1940年代、第二次世界大戦が激しくなる中、英語教育は難しくなり、さらに学校教育自体が出来ない状況になっていきます。
そのとき、生徒の前で石川志づ先生が英語で詩を読まれたというエピソードは、とても印象的でした。
英語教育に力を入れ、国際社会で活躍する女性の育成を目指されている教育は、昔も今も変わらず続いています。
鷗友学園の学びは「幕の内弁当」
入学後、中学1年生のはじめは、3日に一度の席替えをし、全員と分け隔てなく話ができるような環境がつくられています。
「アサーショントレーニング」の時間では、専門のトレーナーの指導のもと、相手に配慮しながら自分の意見を率直に表現する練習をしていきます。
このような環境下で、自分や他人の考え方を知り、多様なコミュニケーションを学んでいきことができます。
“鷗友学園の学びは「幕の内弁当」”と大井校長先生は仰います。
授業(英語はオールイングリッシュ)、部活動や委員活動、運動会や学園祭、修学旅行などの校外学習、芸術や園芸、友人とのおしゃべり、すべてが学びとなり、多くの卒業生が世界へとはばたいています。
校長先生からのメッセージ
最後に、説明会の中で、保護者のみなさんへ向けたメッセージもいただきました。
まず、「親子のコミュニケーションを大切にすること」、「女の子は会話を通して、少しずつ考えがまとまってくるので、なかなか結論が出なくても、待つことも大事だということ」、「できた部分をほめていくこと」など、中学受験でがんばる子どもにとって、何が頑張る原動力になっていくかを伝えてくださいました。
コロナ禍にあっても学びをとめない鷗友学園の様子を肌で感じられました。
さらに、10月16日,17日に予定されている「かもめ祭」などに参加し、より強く感じていただければと思います。
所在地 | 〒156-8551 東京都世田谷区宮坂一丁目5番30号 |
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交通アクセス | 小田急線「経堂駅」より徒歩8分 東急世田谷線「宮の坂」より徒歩4分 |
設立年 | 1935年 |
創立者 | 東京府立第一高等女学校同窓会(鷗友会) |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、当塾生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。