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【新高1生必見】高校の宿題はこれで完璧!3パターン攻略であなたも“プロ高校生”!

2019年11月13日高校生, 予習・復習宿題, 予習

吉川真梨

吉川真梨 個別指導塾ブレーン 伊丹西野校

高校受験を終えて、晴れて新高1生になる入学式までのわずかな時間。
一生懸命に受験勉強に取り組んできた中学生が、ほっとした時間を過ごす大切なときです。

そんな中、入学する高校を訪れて、制服採寸などをする時間はとても晴れやかな気持ちになりますね。「ずっと着たかった憧れの制服」に身を包み、記念撮影に余念のないお子様もおられることでしょう。

さて、それと同時並行でやってくるのが、「春休みの入学前課題」。主に英語、数学と国語を出されることがほとんどです。

そう、高校生活3年間の“宿題との格闘”は、もうすでに入学前からスタートしているのです。いきなりの宿題を抱えて、複雑な表情を浮かべながら「合格報告」にやってくる生徒がたくさんいます。

先生、合格したよー!!

おめでとう!あなたならきっと受かると思っていたよ。よく頑張ったね!!それで、高校から課題はもらった?

宿題出たの、なんで知ってるの?ほら・・・こんなにある!もうサイアク!

じゃあ自習室は今日からも使えるから、しっかりコツコツ進めようね。
遊びたい時期だろうけど、気を抜かずに取り組んで質問しに来て。いまこの瞬間が、じつは一番大切なときなんだよ。

えーまた勉強?!・・・はーい

こんなやり取りです。もちろん、合格はご家庭や友達同士で、思いっきりお祝いをしてください。でも塾では、あえて「お祝いムード」はすぐに切り替えさせます。ちょっとドライだな、と思えるくらいでちょうどいい。

私は、塾講師の最大の責務は「必死になって勉強するその先を、いかに生徒ご本人にイメージさせることができるか」だと考えています。「合格する」ことは素晴らしいことですが、けっして人生のゴールではありません。次の新しい目標である大学受験などの進路に向けて、自信を持って向かっていってほしいのです。そのためには往々にして「これまでの勉強方法を壊す」ことも必要になります。

さて、今回は高校から出される宿題のパターンを3つ、まとめてみました。

  1. 問題演習型
  2. 授業の予習型
  3. 小テスト型

この3パターンそれぞれについて、取り組む上で心がけていただきたいことをご紹介します。高校生ご本人だけでなく、見守るご家庭の方にもぜひ参考にしていただきたいと思います。

パターン1:問題演習型

一つ目は問題演習型。
問題集が配られ、指定された範囲を解き進め、自分で答え合わせをして指定された日に提出するタイプです。

先述の「入学前課題」もその一つです。また、週末課題として毎週課される学校もあります。

定期テストではその範囲も出題されることが多いため、自分で答え合わせをしながらきちんと理解しておくことが大切です。

自分で調べる・考える・確認する姿勢がとても重要

このタイプの宿題に取り組む上でなんといっても重要なのは、「分からなければ躊躇せずに調べる」「先生に適切な質問をしに行く」「間違った問題は十分に復習する時間を取る」ことです。

例えば下記のようなことに自ら取り組むことが大切です。

  • わからない英単語は辞書を引くなどして徹底的に調べる
  • 中学生で習った内容でつまずきを感じたら、先生に確認しに行く
  • 計算ミスやど忘れもなおざりにせず、間違った問題は自力で正解できるまで解き直しする
  • 配布された解答解説冊子は、問題に正解できているかにかかわらず、すみずみまで読み込む

成績不振に陥る高1生にありがちなのは「中学生の頃と同じ勉強方法」に固執してしまうことです。それだけでなく、周りの大人たち(ご両親、ごきょうだい、長年指導してくださっている先生方)もつい「中学生だったころと同じように接し、勉強に関してアドバイスしようとしてしまいがち」になるため、高校生本人が「勉強方法を変えてみよう」と気づきにくい点も、要因の一つになってしまいます。

この考え方には要注意!

  • 「中学生の頃と同じ勉強方法」に固執してしまう
  • 周りもつい中学生だったころと同じように接し、勉強に関してアドバイスしてしまう

→ 本人に「勉強方法を変えてみよう」という意識が生まれにくい

わからなければすぐに「答えを教えてもらおう」とするのは、中学生までで卒業しましょう。

高校の勉強では「自分で調べたり答え合わせをしても理解できない事柄について“なぜこの答えになるのか”確認しに行く」という姿勢が大切。これぞ“プロ高校生“に必須の考え方です。

パターン2:授業の予習型

高校生が一番プレッシャーを感じるのは「授業で順番に当てられて答えや訳を発表しないといけないこと」。自分が当たりそうな箇所だけを一生懸命に予習しておいたせいで、いざ授業では違う箇所が当たってしまい、分からず真っ赤になってしどろもどろになったこと、皆さんも経験があるのではないでしょうか?

そうならないためにも必要なのが、予習です。
次回の授業の予習型は、主に英語、数学、国語の古典で課されます。

予習型の宿題の例

  • 【英語】英単語を辞書で調べ、日本語訳をする
  • 【数学】例題を参考にしながら教科書の問題を解いてくる
  • 【古典】古語辞典を使って単語を調べたり、品詞分解をして現代語訳してくる

このタイプの宿題も、多くの中学生にとって経験したことのない勉強方法といえます。

「教えてもらったことなら理解できるが、初めて目にする内容はさっぱりわからない」と悩む高校生も、その土台は「予習の仕方がよくわからない」ことにあります。

「まだ習っていないのだから仕方ない」という言い分は通用しません
たかが予習とあなどってはいけないのです。

予習は何のためにするの?

ズバリ、予習は「自分が“本当に理解できていないこと”を次の授業で確認するためにある」と考えてください。ですから単語の意味など「調べたら答えがわかる」ことをチェックするだけでは、本当に身に付く予習にはなりません。

  • 辞書を引いて調べてみたら、意味が4つもあり、どれがふさわしいのかがわからない。
  • 調べて自分で考えてみたら、どうも違う答えになってしまう。その理由がわからないから授業で確認しよう。
  • 自信のある問題も、本当にこの考え方でいいのかどうか、先生のやり方を見てみよう。

このように考えられたなら、あなたはもう立派な“プロ高校生”です。

「当てられるかどうか」「正解を言えるかどうか」という自分の小さい枠にはまったプレッシャーは持たなくていいのですよ。予習の時点ですべて理解して、先生と同じレベルで正解できるような生徒はいません。

それよりも「間違った理由や分からない理由を堂々と先生に説明できる」ほど、自分で納得できる予習ができているかどうか、よく自分に問いかけてください。

ときどき、予習のノートを見やすくきれいに作ることに重点を置く生徒さんもいます。ノート提出ももちろん成績に加味されますから、頑張ろうという思いはよく分かります。でも、きれいなノート=内容が理解しやすい、とは限りません。

気になる人は、塾や学校の先生に見てもらい、アドバイスを受けましょう。

パターン3:小テスト型

3つ目は小テスト型です。
厳密にいえば、宿題というより「テスト勉強」に近いのですが、高校生の毎日の勉強に嫌が応にも組み込まれてしまう「授業でやる小テスト」の対策ですね。

小テストは、非常にシンプルで、暗記がしっかりしていればそのまま点数につながります。
英単語が最も多いパターンですが、国語の現代文の授業で漢字や熟語(語彙)のテストをしている学校もあると聞いています。

小テストといえども、やはり毎回の点数はしっかり取っておきたいもの。対策不足で不振がつづけば、その科目そのものも嫌いになってしまう生徒さんもいます。

効率の良い暗記、秘訣は「音読」!

先述の「問題演習型」「授業の予習型」の宿題は丁寧かつ徹底的な調べ学習などが必要なため、どうしても机にきちんと向かうような時間が必要です。

でも、小テスト型は必ずしもそうではありません。工夫次第で成果が出せる“プロ高校生”の腕の見せどころです。

秘訣はとにかく「音読」
声に出せば覚えられるスピードは上がります。そして忘れにくくなります。

該当の範囲は、すみずみまで音読しましょう。そもそも明瞭に発音できない英単語、読み方のわからない漢字や語彙は、覚えることはできません。

逆にいえば、正確に声に出して読むことができれば、対策はもう半分以上終わったようなものです。あとは書き出したり、赤シートで隠して反復したりして、暗記の定着を図るのがいいでしょう。

たとえ3分程度の短い時間でも、それを10回繰り返せば30分になります。勉強が日常の習慣になれば、苦痛を感じることなく高校生活を送ることにもつながります。

音読には「大きな声」は必要ありません。ボソボソという小さな声や、唇を動かすだけの“エア音読”でも同じ効果があります。通学時間や日常のちょっとしたスキマ時間を利用して、いますぐにでも始められる方法ですね。

小テストの一夜漬けはアリ?

ちなみに、小テストの一夜漬けはおすすめしません

当日ギリギリに覚えて点数が取れるという人もいますが、そのあとすべてすっかり忘れてしまって定着しないことがほとんどです。避けておいたほうがいいでしょう。

忙しい毎日の中でも…

高校生は本当に忙しい毎日を過ごします。
毎日の授業の予習や宿題もしっかりやりたいし、部活動もあります。通学時間も中学生の頃よりもぐっと長くなった生徒さんも多いことでしょう。家では趣味の時間もほしいし、家族や友達と過ごす時間ももちろんほしい。

全部しっかりやりたくて優先順位がつけられず、結局すべてが中途半端…、そんな声をとくに進学校の高校生からよく聞きます。

そんな忙しい毎日ですが、音読法などの工夫を取り入れて、効率の良い小テスト勉強に取り組んでみてください。

これであなたも“プロ高校生”

問題演習型の宿題

分からない問題については辞書などで徹底的に調べる。解答解説ページはすみずみまで読み込んで、その上で理解が進まないことがらは先生に質問する。

授業の予習型の宿題

分からない単語や問題については辞書などで徹底的に調べる。「授業でこれを質問しよう」「この内容が理解できるようにしよう」と、自分にとって必要な知識を積極的に獲得しにいく意識を持とう。

小テスト型の宿題

スキマ時間を有効活用。1回ですべてを覚えてしまおうとはせず、音読をメインにしながら反復学習をつづける。

”プロ高校生“ になれる人はみな、教えてもらうのを待つのではなく、「自分から理解しにいく」という姿勢を身につけています。

将来やってくる大学受験も同じです。習っていない内容だからこそ、自分で取り組んでみようという小さな意識の積み重ねが、高校卒業後の大きな進路決定に関わっていきます。

見守るおうちの方も、ぜひ彼らが大人になる過程として大切な、中学生だったころとの勉強スタイルの違いをご理解ください。

最後に、私が講師を務める個別指導塾ブレーンでは、生徒さんそれぞれの通われる高校ごとに宿題の特徴や取り組む上でつまずきやすいポイントをしっかり把握し指導に取り入れています。

ご不安なことはいつでも校舎にご相談ください。ともにお子様のサポートをさせていただきます。

この記事を書いた先生
吉川真梨
吉川真梨 個別指導塾ブレーン 伊丹西野校 副校長

勉強における”自分の強み”、知っていますか?お子様それぞれの個性をしっかり把握し、それを活かした実力UPの方法をアドバイスさせていただいています。保護者の方の、お子様の家庭学習についてのご相談もいつでも受付中。人生は”いつでも勉強”です!その面白さを一緒に追求していきましょう。

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