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英単語が覚えられない中学生へ!発音して書いて覚える効果的な暗記法!

中学生,英語

英単語を覚えるのが大事なのは分かっていても、なかなか覚えられないあなた。
子どもがなかなか英単語を覚えられなくてじりじりしている保護者の方。
もしかすると英単語暗記のやりかたが上手くないのかもしれません。

英単語を覚えるには効率的な方法があります。
創研学院花園校の中村先生に、効率的な英単語暗記法について聞きました!

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まず、その英単語が「読める」のか

中村先生、本日は「英単語を覚えるのが“本当に”苦手」なお子様へのアドバイスを頂けるとのことですが。

はい、保護者の方から面談などで「うちの子は覚えるのが苦手で」と伺うことがあるのですが、そういったお子様の様子をみていると、覚えようとしている言葉を“読む”ことができないといったケースが少なくないんです。

それが英単語であれ、理科・社会の用語であれ、「これ、なんて読む?」と尋ねると、答えられない。

それは盲点でしたね。

やはり第一歩は“読める”ということなので、ご家庭で暗記のサポートをされる場合は、ぜひお子様に読み方の確認をしてあげてほしいと思います。

例えば英単語の読み方についてアドバイスはありますか?

まず、お子様がアルファベットそれぞれの発音のイメージを持っているかを確かめてください。たとえばpならば「パピプペポ」のイメージです。

これが身についていないと、なかなか英単語が覚えられません。
もしあまりわかっていないようであれば「フォニックス」を活用してアルファベットから発音の当たりを付けられるようにすることがおすすめです。いわゆる「アブクド読み」ですね。


フォニックス読みには例外もあるので、これで全てカバーできるわけではないのですが、英単語を読むハードルはグッとさがります。

「読み・意味・書き」をセットで暗記する

読めるようになってきたとして、意味と綴りも覚えなければダメですよね。

もちろんです。「読み・意味・書き」をセットにして暗記していきます。

例えばJanuaryであれば「ジャニュエリ・1月」とつぶやきながら書いていくのですが、ポイントが2つあります。


1つ目は「つぶやいているところと、書いているところを一致させる」ということです。
Januを書いているときに「ジャニュ」とつぶやき、aryを書いているときに「エリ」とつぶやくわけですね。長い綴りの単語が書けないというお子様が多いのですが、こういった工夫が有効です。さらに、これをすることで、各アルファベットが持つ音のイメージをさらに強固にできるため、今後新たな英単語を覚えるときにとてもラクになります。

「3回で覚える!」と意識する

もう1つのポイントは何でしょうか。

「3回書いて覚える!」という気合いとともに練習することです。

3回ですか?

はい。最近はあまり聞かなくなりましたが、以前は「私たちのころは何十回も書いて単語を覚えたものです」という保護者の方の思い出話をよくお聞きしました。

ですが、今は覚えなければならない単語の数も多くなっており、1つの単語を覚えるのに費やす時間を短くする必要があります。ですので、「この3回の練習で何が何でも綴りを覚えるんだ!」という気持ちで臨む方がいいのです。


ダラダラ書く10回よりも確実に効果が期待できます。

空書と小テストで指先に動きを覚えこませる

確かに、時間が短い方がお子様も集中して取り組めそうですね。

はい。3回紙に書いて、確認として小学1年生の頃にやったような空書(くうしょ)をしてみて、空中に綴りを再現できれば次の単語に進む。

※空書・・・空中に指先や腕で文字を書くこと。

空書できなければ?

もう一度、3回紙に練習です。こうやって、英単語を言い慣れて、書き慣れて、指先に動きを覚えさせていくわけです。

それで、3個ほど「覚えた!」となったら、さかのぼって「ちゃんと書けるか」の小テストをします。

それを3セットほどすれば、10個ぐらいの読み・意味・書きが覚えられるということですね。

そうです。完璧を求めるとしんどくて長続きしませんので、7~8割を覚えられればOKぐらいの気持ちでスタートすることが大事だと思います。

本日はどうもありがとうございました。

英単語の効率的な暗記法まとめ

英単語の効率的な暗記法
  1. 発音を確認する(読めない単語は覚えられない)
  2. 「読み・意味・書き」をセットにして3回書いて覚える
  3. 空書と小テストでこまめに確認する

いかがでしたでしょうか?

口と耳も動かすことによって、短い時間で記憶に残りやすくなります。
ぜひこのやり方での英単語暗記を試してみてくださいね!

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