【法政大学第二中学校 2024/2025】入試対策・出題傾向と学校情報
法政第二中ってどんな学校なの?
入試情報と学校情報を合わせてご紹介します!
法政第二中学校 入試問題の傾向と対策
入試問題の傾向と対策
- 小問集合2題、応用小問4題の大問数6題
- 頻出単元は「数列・速さ・面積体積」
最初の大問二つは正答率が高い問題が多いため、ここでミスをしないように。比較的易しい問題を時間を図って解き「短い時間で正確に解く」練習をするとよいでしょう。大問4で「考え方」を書かせる問題が出ることが多いです。答えを出す過程を分かりやすくまとめる練習もしておきましょう!
- 大問1は文法、大問2は説明文、大問3は小説・随筆文。合計大問数は3題
- 選択問題が多いが、大問2と大問3の最後にそれぞれ100字程度の作文が出るのが特徴的。
大問1の文法問題は漢字や熟語のほかに「助詞・助動詞の識別」が出ることが多いので対策しておきましょう!作文問題は本文の内容を踏まえたり自己の体験を踏まえたりなどの「作文の条件」をしっかり読んで書くようにしましょう。
- 大問数は6~7題
- 物理・化学・生物・地学からまんべんなく出題。最後の大問は時事問題。
選択問題がメインですが、短文記述問題も数問出題されます。最後の大問は時事問題が出るので、環境問題などのニュースを見て対策しておこう。物理・化学では計算問題が出るので、正確に早く解く練習や、自分がどういうケアレスミスをしやすいのか把握しておくと得点率がアップしますよ!
- 大問数は8題
- 地理2題、歴史2題、公民2題、融合問題2題
全て選択問題か語句を書いて答える問題で、記述問題はありません。地理は図表や資料の読み取り問題が出やすいです。語句だけで覚えるのではなく、地図上での位置も含めて覚えておくようにしましょう!
過去問の効果的な進め方については、以下の記事も合わせてお読みください。
法政大学第二中学校情報
先生からメッセージ
法政大学第二中学校の入試広報主任の黒田先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けてメッセージをいただきました!
立地とアクセス.
最寄駅は、東急東横線/目黒線、JR南武線、JR横須賀線/総武線/湘南新宿ラインの6路線が乗り入れるアクセス抜群な「武蔵小杉駅」ですが、神奈川県や東京都内からだけでなく千葉県や埼玉県からも通っている生徒が一定数いることが通学の利便性を物語っています。
法政大学第二中学校までは武蔵小杉駅から徒歩10分ほどで到着します。
法政大学第二中学校の指導方針
- 「出会い、向き合い、自分を作る」
- 「主体性・共同性・総合性」
法政二中では「出会い、向き合い、自分を作る」をモットーとした指導を行っております。様々な交流を経て人々や他文化と出会い、その中で互いに刺激しあいながら成長し、新しい自分をつくるのです。
他文化との交流という点で、法政二中ではNZ語学研修(中学/高校)、長期留学・留学生受け入れといった取り組みを行っております。
また、学習は主体性・共同性・総合性を重視しています。
主体性は実際に見る・行くなど体験すること、共同性は他者とのコミュニケーションやプレゼンを通して学ぶこと、総合性は上記で得た知識や思考力を深めることです。
法政二中は大学付属校ということで、その良さを存分に活かしていただくために10ヵ年の教育課程を想定しています。
中学1・2年次はその土台作りとなる授業が展開されます。
例えば数学や英語の授業はクラスをさらに分割した授業となっており、これにより発表の機会がとても多くなっております。それだけでなく週一回確認のテストがあり、習熟度が確認できるようになっております。
他にも毎週1回の理科実験で主体的に学び、その理解をレポートの作成により総合的に深めたり、図書館では65,000冊の蔵書を用いて調べたりして、プレゼンを行うといった共同的な学びを行う取り組みもあります。
2025年からタブレットを配布して活用していきます。
法政大学への推薦進学条件
法政二中は法政大学の付属校であるため、法政大学への推薦権があります。しかし、推薦を受けるためには条件があります。以下の項目がその条件となります。
① 日常での成績が60%以上
以下の基準も含めて、例年、95%以上の生徒が有資格者となり、約90%の生徒が法政大学へ進学します。
② 英語外部試験で一定以上
TOEIC Bridgeなどといった外部試験を受けていただき、その結果が一定以上であれば満されます。
③ 基礎的学力確認テストで一定以上
法政大学の付属校三校で行っている共通のテストです。
法政大学第二中学校入試問題・学校情報まとめ
武蔵小杉駅から10分少々で行ける立地でありながら、閑静な住宅街の中にある法政大学第二中学校。
法政大学の付属校ということを活かし、10年計画で教育していく方針に魅力を感じました。宿泊を伴う校外授業や修学旅行、海外留学などの国際交流も盛んです。また、グラウンドや体育館、ホールなどの設備が非常に充実しており、部活動などの自主活動にも力を入れています。そのため、勉強以外のことにも打ち込みたいお子様にぴったりの学校だと思います。
大学付属の学校に興味がある方は、ぜひ志望校の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
併願校のご相談やより具体的な入試問題対策など、お困りのことがございましたら是非お近くの創研学院にお越しください!