自分を納得させる勉強って!?
今回は復習をすること以外に大切な勉強法についてお話ししたいと思います。
もちろん復習も大切ですが、一番出来るようになってほしいのは「自分を納得させる勉強」です。
自分を納得させる勉強
例えば、解いた問題の答え合わせをしてから、
「どこで間違えたのか?」
「自分はどういう考え間違いをしていたのか?」
「何が足りないのか?」
を自分が出来る範囲で考えてほしいのです。
もちろん分からない問題は先生に聞いてください。
ただ、いつも先生が隣にいるわけではありません。
自分なりに納得するまで模範解答や解説を読み込めるかどうかが、これからの学習に大きく響きます。
解説には先生たちが説明するような「声」や「温度」、そして「ユーモア(これ大事!)」はありません。
その一見無機質な解説をじっと我慢して読んでください。
「これは何の計算なんだろうか?」
「どういう流れで解いているのか?」
と悩んでいる時間は、自分の頭が過去に習ったことを必死で探して思い出している途中なのです。
解説をちらっと見て、何が書いてるか分からない(パタン!)はもったいない。
せっかく蓄積した勉強を一回も混ぜる返すことなく風化させていくようなものです。
勉強は × がついてからが勝負です!
その姿勢がマスター出来れば、毎日の宿題に対する取り組み方も変わって来ます。
1.問題を解いた後、赤ペンで ○ × 採点
2.間違ったところはテキストの問題番号に赤でチェック
(間違いは恥ずかしいことでは無いですよ!ぜひ派手にチェックを!)
3.ノートに「直し欄」が作られており、解きなおした問題は青ペンで採点
(私はこの直し欄のことを通称「リベンジ欄」とも呼んでいます。)
これが宿題の正しいやり方だと私は考えています。
時間を使ってせっかく解くのですから、出した答えにこだわりを持って下さい。
そして、その答えが間違っていた時は、あらゆる手段で正解になる方法を見つける努力をしましょう。
そうすれば、皆さんのノートやテキストには、計算式や書き直しをした数字、テキストをもう一度見返して引き直した線など「足掻いた痕跡」があちらこちらに残るはずです。
ぜひ、お試しください!!