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モチベーションは自分で作れるぞ!やる気を出して持続する心理学的方法

2019年6月12日家庭学習やる気,モチベーション

ハーズバーグの二要因理論でモチベーションを高め、持続させる方法

突然ですが、みなさん、やる気ありますか?

ここぞという時に、やる気を出すというのは、難しいですよね。

今日はみなさんに、「やる気」の出し方についてお話しします。

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即効性のある「やる気」のモト

ハーズバーグの二要因理論

「やる気」とか「モチベーション」というものにはその素(もと)となる原因があります。

実はコレ、心理学でも研究されており、人が行動を起こすときの要因には2つあるというハーズバーグの二要因理論』というものです。

即効性のある「やる気」の素のメリット

たとえば、

おこづかいがもらえる!
給料が良い!

という状況では「やる気」も「モチベーション」も自然と上がりますよね。

また、お小遣いなどのご褒美だけではなく、

学校の友達との関係を改善したい!
ライバルに認められたい!

などの欲求も「やる気」「モチベーション」に影響しますよね。

これらのことを「衛生要因」といいます。これが満たされると、瞬発的なモチベーションが生じる訳です。

即効性のある「やる気」の素のデメリット

「テストで良い点取ったらおこづかいもらえる!」

こんな時、
モチベーションは一気に高まってくれたけど、長持ちしなかった。

そういった経験はないでしょうか?

そしてもし、

「テストで良い点取ったのに、おこづかいがもらえなかった」

なんてことがあろうものなら、物事や周りに対して強い不満が生じてしまい、ブレーキがかかってしまうかもしれません。

さらに、

「一度ごほうびをもらってしまうと、2回目以降はあまり強いモチベーションにつながらなかった」
「ごほうびがもらえることが当たり前に感じてしまった」
「ごほうびがないと不満に感じたりしてしまう」

といったことはないでしょうか?

実はこの「衛生要因」というのは、満たされると瞬発的なモチベーションが生じるというメリットもあれば、先述のように、「より強いご褒美を求めるようになってしまう」などのデメリットもあり、もろ刃の剣なのです。

ですから、保護者の方がお子さんにやる気を出させようとする際は、即効性のある「やる気」のモトには注意してくださいね。

持続性のある「やる気」のモト

では、やる気やモチベーションを長時間持続させるには、どうすれば良いのでしょうか?

勉強している対象などに興味や関心がある、単純に面白いと感じる、やりがいを感じている、成果や達成感が得られるといったことも、本人に強いやる気、モチベーションを起こし、さらには持続させてくれます。

これを「動機付け要因」と呼びます。

これは簡単には見つけられないものの、一度発見するとそのパワーがスゴイのです!

2つの「やる気」のモトを上手くコントロールするコツ

そして、この2つの「やる気のモト」と上手に付き合うことで、自分を効率的にコントロールすることができるようになります。

では、具体例で考えてみましょう。

テスト勉強しないといけないのに…部活でヘトヘトだから…まずはしっかり休んで疲れを取ったらやる気が出るハズ!

なんて考えて、先送りにしてしまったこと、ありませんか?

疲れは確かにちゃんとケアしないといけませんが、それが直接「モチベーションアップ」の要因に繋がるかというと、そうではありませんね。

やる気・モチベーションをアップさせるコツは、2つ目の動機付け要因を満たすことです。

そのエンジンを動かすために、まずは1つ目の衛生要因を整えると、もっと効率的にモチベアップにつなげられるというわけです。(あくまでエンジン始動のためのきっかけですね)

もし学校や人間関係、今の環境などに不満があった場合…勉強もやる気をなくしちゃいますよね。

でもそれはあくまで衛生要因。

強い動機付け要因が動き出せば、きっと気にならなくなるくらいモチベーションが上がりますよ!

動機付け要因を満たすためのコツ

では、「動機付け要因」を満たすために具体的にはどうすればいいでしょうか?

たとえば本当に行きたい学校(志望校)を決めるというのもいいでしょう。
目標が動機付け要因になってくれます。

「本気で行きたい!」というところがミソです。

興味・関心を持つというのは一朝一夕にはいきませんが、ごくごく狭い分野を徹底的にがんばって「得意」にしてしまうというのは、実は特定科目の興味・関心を強めて動機付け要因として持つことができる近道でもあります。

たとえば国語、さらには古典、あるいは漢文といった特定分野を、もっといえば古文単語・漢文句法といった部分を1週間徹底的にやってみてください。

誰よりもやった!誰もやらないレベルでやった!と自信がつき、きっとそこから古典が、さらには国語がまるでオセロのように得意科目に変わっていくはずです。

このようにモチベーションを上げるにはコツがあります。

持続性のある「やる気」のモト「動機付け要因」を探し、上手に自分をコントロールして、やる気アップにつなげてみてくださいね!

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この記事を書いた先生
マナブレイン 編集部
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