勉強は楽しんで覚えよう!カルタ遊びで国語力を磨くトレーニング。

皆さん、こんにちは!個人別指導塾 ブレーン 伊丹西野校の吉川です。

先日、石川県の県庁所在地である金沢を観光してきました。歴史ある建物や文化に触れて、伝統文化が息づく金沢の雰囲気に、「私ももっと頑張りたい!」というエネルギーをもらってきました。

今回は、石川県を訪ねて国語の勉強、読解力のポイントを小学生向けに紹介します。

声に出す!体で覚える金沢市の取り組み

石川県を訪ねた際に、とある能楽堂を見学してきました。狂言や能をこよなく愛する私にとって、至近距離で目にする舞台は自然とテンションが上がります。

ここは見学や使用を希望する方に舞台や楽屋の貸し出しを行っており、小学生でも舞台に上がって能や狂言の型を体験できたり、時にはサークルなどのイベントも実施されるとのこと。歴史ある施設や舞台で、小さなころからイベントで触れる伝統教育として、とても関心をもちました。人前や慣れない場所でドキドキしながら、実際に動きを交えて体で覚えたものは、子どもたちに記憶として色濃く残っていくはずです。

実は、この “体感する” というメソッドは、小学生のお勉強にもとてもよく役立つのです。

楽しんで覚えることは本番に強い

一時期は漢検ブームが起こっていましたし、現在も根強く「漢検チャレンジャー」がいます。まるでカード集めを競う遊びのように、面白がって誰よりも早く難解漢字を覚えようと努力するお子さまは多いのではないでしょうか。

さらに、その「試験」という緊張する場面を、あえて楽しんで努力目標にしていたということも多かったように思います。メディアでも難読漢字をいかに読めるかを競うイベントや親子大会が、たくさん取り上げられていました。ご参加の方々の、家族一丸で教えあって盛り上がっている姿が思い浮かびます。いつもと違う覚え方、本番を想定しての練習は、年代を問わずレベルアップに大きく貢献したはずです。

しかし、最近はスマホや電子辞書など調べる道具が多く、操作も簡単で携帯できるため、無理して覚えなくてもよいと考える場面も珍しくはありません。ただ文章を入力していくだけ。変換機能の充実により、書けないまたは読めない漢字を無理に意識する必要もありません。

おそらくこの日常の何気ない便利さが、漢字が得意、好き!という子どもたちがだんだん少なくなってきていることに繋がっているのではないでしょうか。

ここで注意!
もし漢字が「好き」「得意」という人がいても、それはただ「覚えている」ということに過ぎないことも多々あります。いざ本当にちゃんと正しい場面で使えるかという、別の問題も発生します。
これが、例えば受験という場面でも、さっと適切な漢字を当てはめられるかということにも直結しますね。

イメージ「だけ」で知識だと思い込んでいるデメリット

脳科学的な側面から考えてみると、私たちは時折、漢字を絵文字のようにとらえて、「形を正確に書けること = できること」だと誤って感じていることも多いです。学校で行われている漢字テストも「読む」「書く」が中心で、その熟語や語彙の意味までを問うものは、とくに小学生低学年向けにはなかなかありません。

ここで改めて、言葉の使い方を意識しつつ、覚えることができる勉強方法について考えてみたいと思います。実は、私たちが正月に行う古き良き「遊び」が勉強にとても向いているのです。

メリットが多い!カルタ遊びで“日本語”に強くなる

すべての勉強に欠かせない国語力を磨くこと、それは小学生の時期から意識すべきことだと考えています。そのトレーニング方法として、カルタ遊びは、すごく理想的です。

そのメリットをいくつか紹介いたします。

単語ではなく文として覚えるので、言葉の使い方の学習になる

英語ではコロケーションと言いますが、単語ではなくフレーズとして覚えるので適切な使い方そのもので覚えることが出来ます。

ドキドキして聞こうとするのでリスニングのトレーニングになる

動き出すことを想定して、冷静に聞かなくてはいけない。なおかつプレッシャーがかかる状況での、カルタは数をこなすことでリスニング力を磨くことにもつながります。ちなみに中学校の国語のテストでも“リスニング”はあります。いわゆるディクテーションで、流れてきた音声での設問にしたがって解答を書き入れていくのです。いかに「耳」つまり「集中して聞くチカラ」が大切か、お分かりいただけると思います。

積極性やアウトプット練習としても最適

カルタは自分から動き出さないことには一枚もとれません。相手(読み手)からの掛け合いに対して、リアクションするということが不可欠です。
このリアクションという土台はコミュニケーションの根底にある重要なものです。また、複数の人と競う合うことで自己アピールや自己肯定のトレーニングも期待できます。

音・耳・目・気持ち … ハイレベル学習のためには全身で学ぶことが肝心

勉強の伸びは「一人でやれるべきこと」と「周りのサポートを適切に受けること」のバランスをいかに取るかにつきます。
「音読」は学校で義務付けられていても、人前ではなかなか恥ずかしがってできないお子さんもおられますし、家での宿題といわれていてもついさぼってしまいがちですよね。
だからこそご家庭では、「思いっきり大きな声で読んでいいよ。詰まっても大丈夫。最後まで聞いててあげるよ。」という声かけを、ぜひ保護者の方からお願いしたいと思います!

小学生の皆さん、保護者の皆さん、これからもっともっと勉強を楽しんで始めてみませんか。